スコットランドを旅して地元の料理を食べたくなったので、やっぱりハギス(Haggis)でしょうということで、Arcade Bar, Haggis and Whisky Houseというお店に。
もともと旅行を計画していた時にだれかのブログで良かったと読んでいて、トリップアドバイザーでも評判が良かったので気になっていたのだが、さらに自分が止まったホステルにもにも近いということで、予約もせずに行ってみた。
場所は、カーブした坂にオシャレな建物が並ぶCockburn Street。
オシャレな店構えで、「The best haggis in town」との文字。自信満々。期待が高まる。
店内の様子。さすがスコットランドは緯度が高いので8時過ぎても外が明るい。
メニュー。
個人的には赤ワインが合いそうだなと勝手に思っていたが、ハギスには何のお酒が合うのか聞いたところあくまで好みの問題なので、ビールでもウイスキーでもと言われ、結局3 point lagartというビールを注文。キリッとしてスッキリした味。
ハギスはPrinces Diana haggis with special creamy sauceを注文。店員のお姉さんに普通のやつとこれとどっちがいいか訊いたところ、好みの問題だといわれたので、どっちが好きか訊いたらこうなった。
ちなみに、ハギスと言えば、昔フランス大統領だったシラク氏が他国首脳との会談中に「ひどい料理を食べるような連中は信用がならないということだ」と言及したことが報道され、ひどい料理のように言われていたとのことで、どんなもんかとドキドキしていた。
ハギスってもっと庶民的な感じで見た目がきついのかと思っていたが、結構上品な見た目。
ハギスの下に株、そのさらに下にマッシュポテトという三層構造。その周りにクリーミーなソース。ハギスがお城でソースがお堀のようだと思ったが、少しは意識しているのだろうか。それとも私の妄想か。ハギスの部分は香辛料でピリッとした味で内臓特有の臭みが抑えられて、濃厚さを味わえる。マッシュポテトもリッチで濃厚な味わい。その間の株がさっぱりしていて、ちょうどお口直しになってバランスをとっている。
これはお酒が進む。ウイスキーのソースをかけるくらいだから、ウイスキーが一番合うのかもしれないが、個人的には赤ワインも結構合うと感じたので、赤ワインを追加注文。
シラク元大統領は美味しいものたくさん食べて、庶民が食すものはお口に合わないのだろうが、個人的には同意しかねるなと。
駅にも観光の中心ロイヤルマイルにも近く、予約なしでもカウンターでサクッと入れて、お味も良いということで、ハギスを食べたいという旅行客には使い勝手がよく、ちょうどいいお店。ハギスが苦手な人はウイスキーを楽しむのもいいかも。隣に座っていた日本人の二人組はスコッチウイスキーを飲み比べて楽しそうだった。
写真はカウンター越しの壁一面のウイスキーの品ぞろえ。
やっぱりウイスキーにすればよかったかな。
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